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精密虫歯治療
当院はひとりひとりの患者さまに寄り添い、皆さまがいつまでも美味しく食事ができ、笑顔に自信を持っていただけるようになることを願っています。
実現するためには疾患の病態を把握すること、検査を行い、原因を追求すること、10年後20年後を見据えた治療を行うことが重要であると考えています。
・歯の悪くなっている部分だけを削り、最小限の侵襲で治療を行うこと
・装着する詰め物や被せ物と歯の間に隙間や段差がないこと
言葉にすると簡単ですが、虫歯を取り残すと虫歯の再発リスクが高まります。また、隙間や段差にプラーク(歯垢)が付着し放置されれば歯周病のリスクが高まります。
治療を終えた後に虫歯の再発や歯周病の発症といった問題が生じないよう、時間と手間をかけて丁寧に治療を行うことが「精密虫歯治療」です。
当院では拡大鏡やマイクロスコープを使用することで2.5倍〜約20倍に拡大した視野で治療を行うことができます。
肉眼では見えない部分を拡大して見ることで、虫歯や汚染されている歯質を目で確認しながら取り除くことができます。
健康な歯の切削を避けるとともに、より安全に治療を受けていただくことができます。
マイクロスコープは約4倍~21倍まで拡大して見ることのできる設備です。
明るく鮮明な視野と優れた色再現性の拡大視野のおかげで、肉眼で見落としていたものが見え、ハイクオリティな治療を行う事ができます。
問題のある部位を目で確認しながら治療することができるので、虫歯治療からセラミック治療まで、すべての分野で精密な治療を行うことが出来るようになります。
ただし、マイクロスコープを使用すれば全ての疾患を治せるということではありませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
虫歯が歯の神経まで達してしまった場合は、神経を取り除き、歯の中の除菌する「根管治療」を行う事で歯の寿命を延ばせる場合があります。
この根管治療において、以下のようなことに注意して治療するのが精密根管治療です。
・可能な限り少ない侵襲で、かつ安全に根管治療を行うこと
・悪い部分を取り残さないように目で確認しながら治療を行うこと
根管内に汚染物質を取り残してしまうと根管治療は失敗しやすく、再発のリスクが高まります。根管内は暗く狭いため肉眼ではほとんど見えません。
当院ではマイクロスコープを使用することで処置の安全性を高め、また汚染物質の取り残しがないかを確認します。
本来なら抜歯と判断される歯でも抜かずに済むように可能な限り歯を残す努力をしています。
患者さまひとりひとりお口の状態は様々で皆さまそれぞれ固有のかみ合わせのバランスがあり、お口全体の健康、ひいては肩こりや頭痛など、様々な健康に関係します。
虫歯の治療で歯の神経を取るなど被せ物を装着する治療を行う際には、その被せ物の形態によってかみ合わせのバランスが変わってしまうこともあります。
そこで、当院では被せ物の治療を行う際にはプロビジョナルレストレーションといわれる最終的な被せ物の試作品を使用して頂き、歯の形態やかみ合わせのバランスに問題がないか確認した後に、最終的な被せ物に移行します。
治療の時間と回数はかかりますが、試作品の段階で将来起こりうる問題点を洗い出しているため、装着後に問題は起きにくいです。
詰め物や被せ物に使用する材料も種類があり、保険適応の安価な材料から、丈夫で壊れにくい材料、天然の歯の質感に似たきれいな材料など様々です。
安いものは悪いというわけではありません。
どんな材料にもすべて利点、欠点があります。
お話しながらひとりひとりにあった材料をご提案させて頂きます。
金属アレルギーの方は金属を使用しないメタルフリーの治療も行っておりますので、まずは気軽にご相談下さい。